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兵庫民報の連載コラムや、​イベントや記念日に合わせて各種団体や機関紙へお寄せしたあいさつ文などをご紹介します。

兵庫民報連載エッセイ12
憲法をまっすぐ実現する政治に変えよう

「共産党はちょっと力が足りひんのんとちゃうか」と言われました。でもそれはこれまでの「共産党はええこと言うけど力が無いからなあ」ではなく、「もっと元気出してガンガンやってくれ」という意味です。 


「安倍首相を早う辞めさせてくれ」「共産党が一番まともや。お宅が伸びんと政治はようならん。がんばれ」とも言われます。 
同時に、「消費税増税を何とか止めて欲しい」という切実な声もたくさん頂いています。

 
「授業料が払えずに退学した友人がいます」と話してくれた学生は、自身も学費のためにバイトをしていますが、講義がある日だけでなく試験日にもシフトを組まれ「何のためにバイトをしているのかわからない」と悩んでいました。 


子育て世代のみなさんも、「わが子の教育費を考えると暗澹たる気持ちになる」といいます。 
青年労働者に「賃上げが実現したら何をしたい?」と聞くと異口同音に「とりあえず病院に行きます」というのです。 


そして安倍政権は消費税を増税し、「年金だけで暮らせると思うな」といい、それでも「富裕層の負担を増やすなど馬鹿げたことだ」というのです。もう政治の体をなしていません。 


「すべて国民は個人として尊重される。生命、自由および幸福追求に対する国民の権利は、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする」(憲法十三条)をまっすぐに具体化・実現する政治に変えるために、いよいよ目前に迫った今度の参議院選挙を勝ち抜きたいと思っています。

​[2019.6.23付 兵庫民報]

 
 
兵庫民報連載エッセイ11
憲法いかし国民幸福度トップクラスめざそう

憲法九条改定に反対する署名に若い自衛官が何人も応じているという話を聞きました。 
安倍首相は自衛隊が憲法違反の存在だと自衛官の子どもが悲しむなどと言いましたが、子どもが悲しむのは、お父さんやお母さんが遠い戦場に行かされ、命を落とすことです。憲法九条が自衛官の命も守ってきました。 


「攻めて来たらどうする」ではなく攻めて来られないように、戦争を起こさないように、日本は憲法九条を生かした主体的・積極的な平和外交を行い、憲法九条をアジアのルールに広げるべきです。 
 

憲法十三条は「すべて国民は個人として尊重される。生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と謳っています。私は素敵な条項だと思いますが、安倍政権はこの憲法をみっともないというのです。そんな政権が社会保障を良くする訳はありません。国民の権利・民主主義を守るはずがありません。平和も民主主義も壊す安倍政権の改憲は断固として阻止しなければなりません。 


立憲主義を取り戻すために、集団的自衛権行使容認閣議決定を撤回しなければなりません。そのためには安倍政権を倒し、立憲野党が多数派となり、政権を握らなければなりません。みなさんと野党の共同、そして野党共闘を握って離さず、全力を尽くします。 
 

憲法通りの政治で、国民幸福度トップクラスの国づくりをめざしたいと思います。

​[2019.5.26付 兵庫民報]

兵庫民報連載エッセイ10
勝つまで負けないでがんばります

厳しい闘いだった統一地方選挙、衆議院補欠選挙でご支援頂き、ありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。 

沖縄三区での屋良朝博氏圧勝を共に喜びたいと思います。 大阪12区の宮本たけし氏落選は悔しい結果ですが、本気の野党共闘へ向けての重要な経験となりました。 


県内選挙結果も厳しいものがありますが、姫路市議選で一議席増を果たせ、宝塚市、西宮市、芦屋市、播磨町いずれでも新旧交代に成功したことは朗報です。 
 

国民健康保険料大幅引き下げや、「医療費窓口負担無料化」「介護保険制度改善」などに共感が広がると共に、私たちの財源論に一定の理解と賛同が得られたことと相まって、「消費税増税」について政府内に動揺が広がり、増税中止の可能性が高まりました。 
 

安倍政権による憲法改定阻止の闘いは、いよいよこれからが正念場です。 この間、伊丹空港へのオスプレイ緊急着陸、「忖度政治・国政私物化」、日米貿易交渉、原発促進の財界発言…と重大な問題が相次いで起こりました。どれも曖昧にさせてはならない問題です。 
 

今度は参議院選挙。成功も失敗も教訓をしっかりと生かし、さらに気を引き締め、死力を尽くして勝利をめざします。 
 

今回惜しくも落選となった候補者のみなさんの心中はいかばかりかと思います。私も胸に鉛を撃ち込まれたようなこころもちです。 けれどまた前を向いて歩きだそうとしている姿に、革命家の心意気を見る思いもしています。 
 

私も、勝つまで負けないでがんばります。

​[2019.4.28付 兵庫民報]

 
兵庫民報連載エッセイ9
地方自治体に福祉の心取り戻しましょう

安倍政権は、社会保障も壊そうとしています。
 

過日、障害者団体との懇談の場で政府当局は「日本の社会保障は自助が基本で、共助・公助は補完だ」と言ったそうです。

違います。憲法十三条は「国民の生命、自由、幸福追求に対する権利については、立法、その他の国政の上で最大限の尊重を必要とする」とあります。二十五条は「国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあります。社会保障は国の責任です。
 

井戸県知事が廃止した老人医療費助成事業は、お年寄りが社会的弱者だから…というだけではなく、長年社会の発展に貢献し、豊かな知識と経験を持つ、これからも健康で安定的な生活を保障される、社会から敬愛されるべき存在だから設けた制度でした。
 

私たちが長年取り組んでいる、子どもの医療費無料化は、子どもたちが、その生活を保障され、愛され、保護され、その心身の健やかな成長・発達が図られ、福祉を等しく保障される権利をもつ存在だからです。これが、私たちが築いた到達であり、我が国の社会保障の形です。 
 

社会福祉、社会保障の理念も覆し、国民を守ろうとしない安倍政権を退場させ、憲法通りの政治で、暮らしに希望が持てる社会をつくりましょう。 地方自治体に福祉の心を取り戻しましょう。 
 

そのために日本共産党を選挙で勝ち抜かせて下さい。ご支援の輪をお広げ下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

​[2019.3.24付 兵庫民報]

 
重税反対集会への挨拶

集会ご参加、お疲れ様です。
私はこの場をお借りして、まず、東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福を祈り、被災されたすべての皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。

 

消費税は、阪神・淡路大震災の2年後、東日本大震災の2年後に、それぞれ増税されました。
 

昨年も災害が続きました。安倍政権はこの10月に消費税を10%へ増税するという。皆さんご存知のように、消費税は大企業や富裕層への減税の穴埋めになっています。

 

つまり政府は、被災者・国民に負担をおしつけながら、生活再建は自分達でやれといい、財界・大企業へさらに優遇を続けるといっているに他なりません。そんな政治があるでしょうか。

内閣府が景気動向指数に基づく基調判断を下方修正しました。もはや、消費税増税の前提は崩れ去りました。アベノミクスはやはり大間違いだった、大失敗だったということが、誰の目にも明らかになっています。

 

「安倍政権退場・消費税増税やめろ」は、国民多数の本音ではないでしょうか。この、もっともで切実な要求を、今日の集会を力にして実現しようではありませんか。消費税増税は決まった事ではありません。
 

4月の統一地方選挙、7月の参院選挙で、暮らしと経済を潰す消費税増税中止、生業と地域の見守りを消滅させるインボイス導入中止の審判を下しましょう。

 

公平な税金の集め方と、税金の無駄遣いを正し、暮らし優先に税金をまわす使い方への改革で、高すぎる国保料引き下げ、介護負担軽減、子育て支援拡充、被災者支援、地域経済応援など、暮らしに希望がもてる政治に変えましょう。
 

私達、日本共産党も決してぶれずに頑張り抜きます。
皆様のご健勝を心から祈念し、連帯の挨拶とします。

​[2019.3.14]

 
兵庫民報連載エッセイ8
消費税に頼らずとも医療費窓口負担ゼロに

消費税が導入されて三十年になります。日本共産党政策委員会の垣内亮氏によれば、この三十年間で、累計約三百七十兆円の消費税が国民から搾り取られた一方、法人三税は累計で約二百九十兆円減税され、所得税と住民税も、あわせて二百七十兆円減ってしまっていたとのことで、この三十年間で税収は、差し引き百九十兆円マイナスだったということです。

 

さらに「インボイス制度」は、地域社会を破壊し、産業経済の土台を潰すことになるでしょう。

 

結局、消費税は社会保障の役に立っていないばかりか、経済を冷え込ませ、財政も悪化させるなど、「百害あって一利なし」の悪税制だということが、いよいよ明らかになりました。

消費税に頼らない財政構造への転換こそ必要だと思います。

 

日本共産党は、「公平な税金の集め方への改革」と「税金の無駄遣いを削り、暮らし優先に切り替える税金の使い方改革」で、約十七兆円の財源を確保できるとしています。

私はこれを実現させ、ぜひ医療費窓口負担をゼロに戻したいと思っています。

 

お金がなくて必要な医療を受けられず、手遅れで亡くなったなんていう悲しい話をなくしたい。子どもに「病気になってお金がかかるね、ごめんね」なんて言わせる情けない社会を正したいと思います。

保育料や給食費無償化、学費引き下げ、介護保険立て直し。福祉労働者の抜本賃上げと思いは広がります。

 

​まずは、消費税増税をきっぱり中止させること。がんばりましょう。

​[2019.2.24付 兵庫民報

 
 
おめでとうございます~成人の日にあたって~

今年、成人式を迎えられた「あなた」に、心からの祝意を贈ります。

 

わが国の憲法第十三条は、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸運追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」とあります。

 

私は、この条項を実現し、お一人お一人の命と尊厳が大切にされ、個性が輝き、能力が発揮できる社会を一緒につくりたいと思っています。

そのために、私は平和と自由と民主主義を大切にする政治を取り戻します。

 

みなさんが二度と戦場へ送られる事がないように。

お金が無くて学べないことのないように。

ブラックな働き方をなくし、真面目に働けば報われるように。

 

そして自由な時間が保障され、個人の能力が花開き、発揮される本当に豊かな社会に向かうために、日本共産党は共にがんばります。

 

「あなた」のこれからの人生に幸多い事を祈りつつ。

​[2019.1.14]